アメカジ万歳!これこそ永遠不滅のスタイルだ  



A-2との付き合い方


付き合い方というと堅苦しいが、ジャンパー感覚で着れるジャケット・・・そこにA-2の魅力があります。馬革ならではの経年変化。細かな皺とシボ、擦れから生まれる艶と剥離。茶革ならではの表情変化は、一度味わうと止められない。


一方で衣料としてのA-2の魅力・・・襟と肩エポレット、フラップ付のポケット。このシンプルな構成があの端整なシルエットを生み出す。ここではこの魅力高いA-2と、どう付き合うかをテーマにしています。




そこで今回は調教編!



一番大切な儀式です。当店オリジナルなハウツー指南書です。どうぞ参考になさってください。する?しない?で差が出ます!!




先ず第1に・・・





左は新品のA-2を着たところ。襟のホックを留めたお堅い着方。身体に合ったジャストサイズですが、なにか不自然な装いです。それに比べ右側は、普段着ている慣れ親しんだ1着。どちらが自然でカッコイイかは一目で分かりますね。




A-2を購入したら先ず初めにしたい身体に慣らすことと、カッコよく着るためのポイントを上げていきましょう!


1.自分の身体に馴染ませること

A-2に限りませんが、革ジャンはただ来ているだけでは馴染みません。5年、10年と肌着のように着ていれば別ですが。そこで、人為的に馴染ませてやります。そうすることで、5年掛かる経年変化が1シーズンで得られます!




両方の前立てを持ち、前に引っ張る様にします。襟元から始まり、裾まで順番に。その際、親指の腹で外側に向けて円を描くようにしましょう。そうすることで、前立ては外側にカールするように開きます。




これは後ろから見たところ。バックパネルが背中に沿って張り付いているのが分かります。そして、画像右側、襟を鷲掴みして大きく広げます。当時のパイロットの襟元は広がっています。バランスの良いA-2フォルムを作る基本がここです。※開く際は、ジッパースライダーに無理がかからないように気を付けましょう。


2.癖付けをすること

襟、エポレット、ポケットフラップ、裾など、A-2を形成する各パーツがデザインの良し悪しを決定付けますが、その部分がいつまでも新品では今一つです。THE FEW別注モデルやトイズマッコイA-2が、これらのパーツにシボ革を多様するのは、その部分に表情をつけることで、立体感が生まれ、何年も着古したヴィンテージA-2の様に見えるからです。ここではその手口を解説します。




左画像上側は新品で何も手が加えられていない襟。下側は癖付けされたマイA-2です。上で触れた馴染ませる儀式の効果も手伝って、襟元とその下の前立て部分が外に開いています。では、その方法です。床に置いたA-2の襟を両手で画像の様につまみます。親指と中指で挟んだ人差し指で襟をカーブさせています。この儀式を着用したまま行うのも有効でその時の画像が、上の鷲掴みとなります。右下の画像を見ればしっかり形の付いた襟周りが分かります。


3.ここもポイント!

細部に手を加えることで、自然な味が増えて全体のバランスが良くなります。




上記の続きですが、襟の癖付けでもう一つ・・・。最初の折り幅(曲げ位置)を深めに調整することで、襟の納まりに差が出ます。深く折れば襟が大きく見える効果があります。襟だけでなく、その他のパーツにも手を入れましょう!エポレットやポケットフラップは外向きに曲げる(※1)ことで、立体的な表情が出ます。ドットボタンは上から撫でてやれば、突起が目立つようになります。裾(リブの付け根)で外に曲げ癖を付ければ、着用時にウェストラインが強調されます。面子(末端の四角いパーツ)は、手のひらで外向きにカールさせます。そうすればこの小さなパーツにシボに近いデコデコのふくらみが生まれ、着古し感が強調されます。


※1:外向きに曲げると言うのは、パーツの表面を浮かせてやること。身体のラインと反対に沿ったカールを付けることです。エポレットについては上に引っ張って空間を付けるのも方法です。但し、もう造作に引っ張ると糸切れとなるので、注意してください。




これで完成です!!





いかがでしょうか。



これだけの調教でA-2は新品と見違えるほど、自分のものとなります。カッコイイA-2を作り上げ、着負けしないワイルドな容姿を獲得しましょう!!



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